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2004年10月21日

刑事訴訟法の基本書・参考書

刑訴を合理的に勉強するための基本書についてです。
有名なのは、
田宮 裕 (著)・ 刑事訴訟法
田口 守一 (著) ・刑事訴訟法 法律学講義シリーズ
白取 祐司 (著) ・刑事訴訟法
といったところでしょうか。
新らし目では、
池田 修 (著), 前田 雅英 (著) ・刑事訴訟法講義
とかあります。刑法での前田先生は好き嫌いがあるようですが。

で、最後の前田先生のは見てません。スミマセン。
そのほかのは見ましたが‥「合理的に司法試験の勉強をする」という視点からは今ひとつ。
あくまで「現行司法試験に最低限で対応する」という意味では、です。

まず、頭からオシリまで通して読むのは暗記の苦手な私には不合理なので、
記憶しやすい物が良いかと。どれも記憶しにくいです。W
どうせ訴訟法やるんなら民訴と刑訴が一緒にできれば良いかなと。
で、小林 秀之 (著), 安冨 潔 (著)・クロスオーバー民事訴訟法・刑事訴訟法を選択。
これは先輩にも薦められたもんです。
比較形式で比較的頭に入りやすい。でも内容的にぜんぜん足りない。

次に、公法系には特徴が。判例と学説がけっこう対立。
試験戦略的には、やはり判例をつついて学説を展開するのは得でないと。
実務家になるのだったら判例を取ろうかと。絶対じゃないですが。
判例丸暗記はきびしいので骨だけ抜いてほしい。でもないです、そういうの。
しょうがないので判例が充実してるヤツを。
つまり刑事訴訟法判例百選別冊ジュリスト (No.148)
更に司法協会の刑事訴訟法講義案。
ただ、百選は解説が基本的に学説。講義案は捜査が薄い。
先輩曰く、『捜査は百選で足りる。他は講義案でも良いよ。』

で、結局基本書に戻るわけですが、私は田口刑訴を選択。
薄くて読みやすいから。W
先輩曰く、『(苦笑)』

更に論文を書く上でよく言われる「バランス感覚」ですが。
これがどれ見ても良く分からない。
先輩曰く『実況中継読めば、なんとなく分かる。』
で、過去問解説講義実況中継・刑事訴訟法を見て調整。

安富先生フリークのようですがそうではないです。
証拠法あたりは、解説に流されて論理破綻しないように脳内整理が必要です。

つまるところ、
(1)合理的に勉強できるか
(2)分量は足りるか
(3)論証化できるか
が基本的な基本書・参考書選びのポイントだと言われたので。
分量は大事です。やりすぎは知識が腐ります。論理破綻の原因にも。
基本を明示して、筋を通して、最小分量で、書ききる知識はどの基本書にもありますが。
それだけを合理的に詰め込むのは、基本書では厳しいようです。

先輩曰く、『2時間で、そこそこのを2本を書くことができる、というのが目標だから。』
posted by ラス1 at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 基本書:基本書情報・批評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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