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2004年09月30日

合格に必要な勉強量

合格者
15年度の合格点と否判定基準は読んだよね?

俺:
はい。

合格者
丙案ありが138、なしが141あれば受かるんだ。
一科目あたり23.5でいいんだよ。
来年は1500人受かるから全員丙案ありと同じ。
23点でいい。
だから「一応の水準」に達すればいい。
「良好な水準」に達することさえいらない。
6本すべてに一応の水準をクリアすればいい。
そして、「良好な水準」と「優秀」の境界は見えない。
両方Aだから。
一応の水準さえクリアできないから落ちる。
あとは、「特に不良」な答案があれば落ちる。
最悪のGは取ってはいけない。

俺:
「一応の水準」ってのが良くわからないですよ。

合格者
基本事項の理解と、その応用を「明示」できれば一応の水準。
あくまで基本の上に応用がることを示さなければならない。
これは俺の不合格答案と合格者答案の比較の結果。
基本事項があやふやなら一応の水準に達しない。
基本の理解を明示しなければならない。
法的三段論法の基礎になる。
基礎のゆるい答案は「その場しのぎ」の印象が否めない。
基本は堅く明示しなければならない。

そしてGを取ってはならない。
9点以下のGがあれば合格できない。

俺:
Gを取らないって言うのは?

合格者
基本事項に嘘を書いてはいけない。
嘘はG。
応用で矛盾が起きてはいけない。
矛盾もG。
基本を堅く書いて、それの上に応用を矛盾無く重ねればいいだけ。

俺:
論点は?

合格者
論点は応用に当たる。
基本を明示しなければならない。
結果の妥当性だけを追ってはならない。
基本事項を追えば、不合理性が出る。
不合理性を明示することが応用の必要性。
あとは矛盾無く論すればいい。
不合理性も無いのに論ずることは危険。
基本事項の理解が疑われる。
論証の暗記に見える。たとえそうでないとしても。
さっき言ったことと重なる。

結局、基本事項を堅くすればいい。
基本事項はどの基本書にも載っているが、
説得的に書いてあるものは多くない。
基本書を選ばなくてはいけない。
基本が固まったらあとは応用できればいい。

そして、文章量が増えれば粗が見える。
嘘、矛盾を書きやすい。
時間も食う。
文章は短文がいい。

基本・応用・短文で一応の水準に達する。
実務家の卵にはこの程度でよいと司法試験委員会は見ているんだよ。

2004年09月17日

合格者の教え:サボれ

これを書いておかないと、俺ままたおかしな勉強をしてしまうことになる。
勉強法以前の必須事項だ。

俺:
基本書は溢れるほどあって、良し悪しもよくわからない。
過去問も大量にある。
模試もあるし、参考書や判例にも当たらなくては。
時間が足りないからやり続ける。

合格者:
無駄だ。
能率が落ちる。
絶対正しい理解ができない。
定着もしない。
無駄に時間を使うのなら遊んだ方がいい。
勉強にとってどっちも効果は一緒だ。
精神的には遊んだ方がリフレッシュできていい。

俺:
遊べない。
遊んでも精神的に追われているから。

合格者:
遊ばなくてはいけない。
サボらなくてはいけない。
自信を持たなくてはいけない。
必須の分量は無限に多くはない。
でなければ短期合格できるわけがない。
彼ら全員が「いわゆる予備校に毒された合格者」ではない。
そして、大量の知識があっても合格できない人も多い。
合否の差は勉強時間ではない。
サボる時間は十分にある。
サボっても十分合格できる。
自信を持ってサボれる勉強法を教えよう。